築30年ほどの建物で暮らし始めて3度目の冬を迎えています。これまで、寒さ対策としてプラダンを使った簡易窓や天幕を自作してみましたが、多少の効果は感じられるものの十分ではありませんでした。
簡易内窓キットにアップデート
そこで今シーズンは、これまで使っていたプラダン窓を市販の簡易内窓キットにアップデートしました。不器用ながらも作業を進め、なんとか形に。建物自体の歪みの影響で若干の隙間はできましたが、それでもプラダンに比べて「ちゃんとした窓」と感じられる仕上がりになり、作り直して正解でした。
今回使用したのは、アクリサンデーの「エコな簡易内窓セット」。小さい窓にはピッタリで、断熱効果も感じられます。しかし、掃き出し窓など大きな窓に対しては自信がなく、どうしたものかと悩む日々が続きました。
「楽窓Ⅱ」に注目!でも、やっぱり不安…
大きな窓の寒さ対策をしたいと思い調べる中で、「楽窓Ⅱ」に出会いました。この製品は採寸を自分で行い、ネットで注文してDIYで取り付けることができます。面材には中空ポリカやガラスを選べるのですが、以前の内窓キットと同じ中空ポリカが選べる点に魅力を感じました。
とはいえ、自分で正確に採寸できるのか?施工できるのか?失敗したらどうしよう…。不安が大きく、結局ネット注文は断念しました。
それでも諦めきれず、施工してくれる業者を調べてみることに。「楽窓Ⅱ」の公式サイトから取扱店舗を確認し、最寄りの業者に問い合わせて見積もりを依頼しました。提示された金額はなんとか手が届くものだったので、「これならアリかも」と思い切って依頼することに。
施工して実感、もっと早くすれば良かった!
施工後、驚くほど寒さが軽減されました。これまで朝は室温=外気温でしたが、導入後は室温が外気温より4~5℃高く保たれるように。また、日が暮れてからの室温低下も緩やかになり、暖房の効きも良くなりました。
壁の断熱がもっとしっかりしていればさらに快適になるのでしょうが、それでも十分満足です。施工を決断して本当に良かったと思っています。これまで悩んでいた時間がもったいなかったです。