洗濯物につく『黒いテントウムシ』?正体はカメムシだった。

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秋になるといつの間にやらベランダに干してある洗濯物に『黒いテントウムシ』のような虫がつくようになります。昨年はほとんど目にすることはなかったのですが、今年はちょっと多いです。

うっかりすると洗濯物を取り込むときに家の中に入れてしまうこともあり、外に洗濯を干すことがためらわれる始末。

今までは『黒いテントウムシ』のようなモノという認識だったのですがちょっと調べてみると『カメムシ』の一種ということが分かりました。

黒いテントウムシの正体

実はこの『黒いテントウムシ』のようなモノはカメムシの一種で『マルカメムシ』という虫です。

カメムシというとこういう形で緑色のしか思い浮かばなかったので、まさかあの洗濯物につくにっくき虫がカメムシだとは思いませんでした。

葉っぱについている緑色のカメムシ

なんでも日本には90種類以上カメムシの仲間が生息しているらしいです。

なぜ洗濯物につくの?

秋になると冬を越す場所を求めて移動するそうです。カメムシは寒さが苦手。

洗濯物は日当たりの良い暖かい場所に干されることが多いのでカメムシが暖を取るのに恰好の場所というワケです。

そしてカメムシは白っぽい色もお好みのご様子。たしかに白い服のほうにたくさんついていたような気がします。

マルカメムシの生息場所

マルカメムシはマメ科の多年草『葛(くず)』に多く生息しています。

葛粉とか葛根湯のもとになる植物です。

自宅近くには川があり、葛がびっしり繁殖しています・・・

お前のせいか

葛の葉っぱ

夏には紫色の花が咲いていました。藤に似た感じで悪くはなかったです。

カメムシ注意報

マルカメムシではないようですが、農作物に害を及ぼすカメムシがいるようで発生が多いと『カメムシ注意報』が出されることがあるんだとか。病害虫発生予察注意報が正式名だって。

2020年9月時点で27府県でカメムシの大量発生が予想されているそうです。

農家の方にとっては重要なことですね。

花粉の飛散量が多いとカメムシ大量発生?

針葉樹林

カメムシはスギやヒノキの実を好んでエサとすることから花粉の多い年はカメムシの大量発生も起こると予想されるそうです。

花粉症の人は春には花粉に苛まれ、秋にはカメムシに苛まれることに・・・ツライ

カメムシが多いと大雪になる?

「カメムシがたくさん発生するとその冬は大雪が降る」

言い伝えのようなものですが、じぶんも聞いたことがあります。

とくに根拠はないし外れている年も多いみたいです。

ただ、数年前カメムシが大量発生したシーズンに大雪が降って3日間車が雪に埋もれて動かせなかったことがあります。

アドベンチャーワールドにパンダを見に行こうと思い連休取ってたのに・・・

くっそー!忌々しい思い出である。

現在は地球温暖化や環境破壊などもあり気候が変わってきたので当てはまらないことが増えたのかも知れませんが、昔はカメムシが多いと大雪になるという傾向はたしかにあったのかもと思います。

最後に

あの『黒いテントウムシ』じつはカメムシだったんですね。

しかも自宅は悲しいかなヤツらの発生しやすい環境にあるという事実が発覚・・・

しばらく洗濯物の外干しは控えることにします。