先日、車を車検に出しましてその際に代車を借りたんですが、サイドブレーキというかパーキングブレーキがわからなくてちょっと気まずかったという経験をしました。
ふだん乗っているのはサイドブレーキとかハンドブレーキといわれるタイプのものなのですが代車は足で踏むタイプのものだったのです。
「あれ?あれ?」と戸惑っていたらサービススタッフのお兄さんが「あっ、ココです」と教えてくれました。
特に説明が無かったところを見ると足踏み式がスタンダードなの?
代車を恐る恐る運転して帰宅後調べてみるとサイドブレーキは少数派になりつつあることがわかりました。
パーキングブレーキの種類
ステッキ式サイドブレーキ
ステッキのようなT字型のレバーを引くことで操作するもの。現在はあまりない。
レバー式サイドブレーキ
サイドブレーキ・ハンドブレーキとも呼ばれるもの。運転席横のレバーを引き上げたり下ろしたりして操作する。力の弱い女性などではうまくかけられないことがある。車内の移動を容易にするためやデザイン性のために少なくなってきている。
足踏み式パーキングブレーキ
足でペダルを踏んで操作する。足で操作するので腕力の弱い方でもしっかり操作できる。従来MT車のクラッチペダルが配置されていたあたりに配置。
電動パーキングブレーキ
ボタンを押すことでパーキングブレーキがかかる。操作する人の力に関係なく同じようにブレーキがかけられる。
AT車が大半の日本
日本の新車販売の約98%はAT車となっており運転免許の取得比率はAT限定6割、MT可4割となっているそうです。
じぶんはMT可で取得しましたが今は全く乗れません・・・クラッチってなんだったっけ?
免許取得後やっすい中古のMT車を購入したのですがワケあってすぐに家族のAT車に乗ることになったのでMT車の運転技術を向上させることがないまま時は流れてしまいました。今さらMT車なんて怖くて運転できません。
公道を走るなんて痛ましい結果が容易に想像できます。
いや、むしろマトモに走り出すことすらできないでしょう。
スペースの有効活用
AT車が普及したことでMT車で必要だったクラッチペダルが無くなってその位置が余った。そこに足踏み式のパーキングブレーキを配置。運転席と助手席の間の障害物が無くなってスペースができてベンチシートにして物を置けるスペースができたり、または前後、左右の席の移動がスムーズにできるようになったということでしょうか。
ミニバンのような居住性が重視される車が人気になったこともありスペースを活用できる足踏み式パーキングブレーキが多く採用されるようになった。
サイドブレーキをクラッチペダルの位置にもっていくことを最初に考えた人ってスゴイですね。
電動パーキングブレーキが増加
小さなボタンで操作できるので車内スペースの有効活用ができるのに加え自動ブレーキ、追従式クルーズコントロールなどの運転支援機能との関係から電動パーキングブレーキを採用する車が今後増えるようです。
じぶんが車検に出した車種もモデルチェンジの時に電動パーキングブレーキを採用しています。
サイドブレーキは減少
やはりサイドブレーキはもはや少数派になっているようです。サイドブレーキを引く、下げるという一連の動作が染みついているのはやや時代遅れな感じがしてきました。
今後は電動パーキングブレーキが主流になってきそうな気配です。
じぶんは今の車をまだまだ乗り続けるつもりなので仮に数年後に乗り替えるとなったら大いに戸惑うことになるでしょうね。
そういえばよくよく考えたら今回借りた代車、以前も点検か何かの時に同じ車種を借りたことがありました。だからお兄さんも説明不要と思ったんでしょうね。
忘れていました。なんせ鶏みたいな頭してるんで・・・
過去のことなんてすぐに忘れてしまいます。