Withコロナの時代。あなたのまわりに怒っている人はいますか?

改装前

コロナウイルスの流行が起こってからというもの多かれ少なかれ今までの生活と変わってしまったところがあります。

今ではお店など不特定多数の中ではマスクをするのが当たり前。うっかり忘れようものなら非常に気まずい思いをすることも・・・

外出自粛要請期間中は自粛警察や他県ナンバー狩り、さらにはコロナウイルスに感染してしまった方への誹謗中傷などもありました。

以前から何かとイライラをまき散らす人はいたと思いますが、コロナウイルスの流行以降さらに加速しているのではと思います。

そんな中で最近読んだこちらの本がかなりおススメなのでご紹介。

『あなたのまわりの怒っている人図鑑』

怒りを上手くコントロールするためのアンガーマネジメントについて書かれた本です。

怒りが沸き起こる要因や怒りに対処するための心得などが解説されています。

また、具体的な事例と対処方が紹介されており、「あるある」と思うことが多数。

多くの人が「こんな人いるよね」とか「自分がそうかも知れない」と感じるのではないかと思います。

そんなこの本のなかでも気になったのがこの一節

もはや、怒りは最も安全かつ安価に楽しめる娯楽の1つになったと言っていいでしょう。

Part.1あなたのまわりに「怒っている人」が急増している理由

SNSで手軽に発信できてお金もかからない。注目されたり共感が得られたりすれば承認欲求が満たされるので「コスパ」が良いと語られています。しかも「匿名」

これを読んで「なるほど」と思いました。

ヤフコメやYouTubeのコメント欄に否定的な意見を書き込む方をたまに見ることがあります。

じぶんが気に入って見ているYouTuberさんは「イヤなら見なきゃいいじゃん」とよくおっしゃっていますが娯楽として楽しんでいるのであれば否定的な意見を書き込むことは理にかなっています。「わざわざ書く必要ある?」と大抵の人は感じると思いますがその人にとっては娯楽なんだから書き込むことに意義がある。

著名人のSNSに誹謗中傷を投稿する人もそんな感じなんでしょうか。

スマホが普及したのでいつでも誰でも手軽に意見を発信できるようになったのでこれらに歯止めをかけるのは難しそうです。(今後対策が強化されるそうですが)

分からないとこがあればすぐに検索して調べることができたりマップを使って経路案内できたりとスマホがなかったころに比べてインターネットを通じて世界が広がったような気がするのですが、その一方でなんでもスマホひとつで済ませて「スマホの中だけで完結している」と勘違いしている人もいるんじゃないかとさえ思います。

そうでなければインターネットという不特定多数が目にするかもしれないところに罵詈雑言などを書き立てるとは到底考えられないのですが・・・匿名ならなんでもアリなんですかね。

その他この本の中には自分の怒りのタイプを知る診断もありますので試してみるのもいいと思います。

アンガーマネジメントというとちょっと難しそうですが、文面やイラストがポップな印象に作られていて非常に読みやすくなっているのでおススメです。

Withコロナ・アフターコロナに備えたくさんの人が読めば少しは平和になるんじゃないかなぁ